現代社会にマッチした株式会社Gioの戦略

現代社会にマッチした株式会社Gioの戦略

大阪市西区南堀江と言えばオシャレなカフェや雑貨店などが建ち並ぶ大阪屈指の人気エリアです。近年では南堀江に店舗やオフィスを構えようとする企業も増えていますし、今後さらにこのエリアの価値は高まっていくのではないでしょうか。そんな大阪市西区南堀江に本社を構えている企業が株式会社Gioです。資本金3000万円、従業員数90人以上を誇る企業で、主にレディースアパレルアイテムの無店舗小売業をビジネスとしています。株式会社Gioが運営しているオンラインショップGRLは若い女性から支持を集めることに成功していますし、今ではカリスマ的な人気を誇っています。

 

GRLがここまでカリスマ的な人気を誇るECサイトに成長できたのは紛れもなく株式会社Gioの戦略が上手くはまったからでしょう。実店舗を展開しない完全無店舗でのオンライン販売というのは不利な気もしますが、株式会社Gioには確かな勝算がありました。店舗を持たないがゆえのスピード感を売りとしていますし、利用者のニーズにマッチした商品をスピーディに提供できるという強みを武器に次々とリピーターを獲得しています。株式会社Gioのグレイルは商品の受注から納品までのプロセスを自社管理することによってスピード感のあるサービスを実現したのです。

 

株式会社Gioが運営するグレイルがどのように運営されているかということですが、基本的には営業力の低さをIT技術で補う形で運営されています。株式会社Gioのグレイルは実店舗を持たないネットショップですから、扱っている商品をいかに魅力的に見せるかという部分が重要になってきます。そのため、画像のチョイスから使用するモデルの選定にまで相当神経を使っていますし、スマホユーザーが商品を検索したときに共感できるような工夫を施しているのです。

 

また、SNSを使ったマーケティングを繰り広げているのも株式会社Gioが運営するグレイルの特徴です。株式会社Gioが主なターゲットとしているのは10〜20代の女性となりますが、この年齢層の女性の多くはスマホユーザーであると同時にSNSも利用しています。さまざまなSNSを利用してコミュニケーションをとっていますし、同社はそこに目をつけました。SNSを上手に使ったマーケティング、プロモーションを展開することで販促に結びつけていますし、営業力をカバーしています。現代社会にマッチしたビジネスモデルと言っても過言ではないでしょう。